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2008年07月01日(火)   海ホタル(削除/修正)


 浜坂のマリンポーチは2004年の台風で被害をうけたまま
 閉鎖休業の憂き目を強いられて今日に至っている。

 6月28日にそのマリンポーチでとてもナイスな自然観察会が
 あるというので女房と仕事のあと、晩飯もそこそこにして
 出かけることにした。
 陸のホタルと海のホタルの両方を楽しもうという企画は
 西但馬の自然を守る会のFさん、Yさんならでは。
 海から山まで海洋生物、海岸植物から樹木、昆虫、水生生物、
 クモ類までカバーできる実力の持ち主であるからこその企画だ。

 会場に到着したときはホタルの講義の最後らへんで真っ暗な部屋
 にゲンジ、ヘイケ、マドボタルの光が観察できるようにしてあった。

 ルシフェリンとルシフェラーゼを混合させる発光液のプレゼンのあと
 夜光虫や海ホタルの話題に。
 会場の人々はすでに海ホタルの捕獲トラップを仕込んだあとだった
 ようで「それでは回収に行きましょう」と雨の降る外へついていく。

 めいめいのトラップを引き上げるとあちこちで歓声があがる。
 青い光がキラキラしている。けっこうとれたようだ。

 室内に持ち帰ったバケツにトラップの海水をうつすと大きなミジンコ
 といったらぴったりのウミホタルが泳ぎまくる。
 暗くすると青い光が輝いて美しい。魚のあらやソーセージを餌にしていたが
 魚のあらが抜群に数が多い。
 暗闇での観察に割込んで写真を撮らせてもらった。
 
 サプライズなのがヒカリウミウシ!浜坂海岸では普通種ということだが
 ちゃんと見たことがなかったので暗闇で黄色く光るのを見て感激。

 しぶい演出をしてくれたUさんも含め、新温泉町の自然系のメンバーは
 センスがいい。

 しかし海ホタル。近々竹野でもトライしてみるか。面白いがな。
  

2008年05月19日(月)   寒い五月だで(削除/修正)


 GWのころはけっこう暑かったのに このごろは肌寒いなあ。
 それでも あんなに冬だった景色が春に変わって あれよあれよと
 いうまに 田植えだもんなあ。

 ツツドリにはじまって ジュウイチが鳴いて ホトトギス。
 カッコウがまだ来ないなあ。17日の朝はふとんの中でアカショウビンを聞いた。

 今日はセンダイムシクイにオオヨシキリ。日替わりで鳥がやってくるので楽しい。
  

2008年04月15日(火)   春がきた(削除/修正)


 今日で三日目 夜のカエルのコーラスがにぎやかだよ
 昼もないてるけど 夜はまた一段と声を張り上げとるわ
 ひんやりと 寒いけど 桜は満開だし 草もいっぱいで
 毎日の草確保に もう 苦労しなくていいのが うれしいな
 
 さえずってる 鳥は 屋根に いそひよどり
 芽吹きはじめた栗の木や 庭のしらかしでは あおじが歌う
 ひよどりたちは 二十 三十の 群れが ぱっと 空にあらわれたり
 ひょいと 向きを 山にもどしたり じわじわと 移動してるのかな

 はたけに じゃがいも うえたし たまねぎの草取りも やっつけた
 竹野川の河原で こごみ 金原の山で 葉わさび 
 裏山で たらの芽 広場のよもぎで くさもち よもぎパン
 せり みつば うわばみそう わらび いたどり おいしいな

 ついこのまえまで 雪の下でじっとしていた いのちたちが
 爆発したみたいに あふれだしてきたぞ
 
 

2008年02月18日(月)   はや一ヶ月(削除/修正)


 毎日は無理。一週間ぐらいかなと思ってもついついのびて
 とうとう一ヶ月後の更新のていたらくにござります。

 ほんとは毎日どんな形でも文章を書くことはトレーニングになって
 いいんだってことは五百も承知なんだけど
 多変量エモーショナル関数がこれまた波打ってうねる年頃だもんで
 ついつい鈍ってしまうのよって言い訳してるし・・。

 まあ お約束のいつものいいわけです(笑)

 この一ヶ月は無彩色。白多すぎ、雪多すぎ!
 でもおかげで野生復帰プロジェクトは大いに盛り上がったよ。
 1月には二回、いや準備もいれると四回、但東町のモンゴル博物館に
 足を運びました。ほんといつも面白い館長さん。話題に必ず落ちがあって
 お見事というしかない。頭のいい人っていうのはこういう人のことをいうんだろう。

 子どもたちと鹿を食べた。前日に地元の猟師さんに仕留めていただいた鹿を解体。
 はじめての鹿の解体。助っ人とともになんとか肉にして持ち帰り、夜に仕込む。
 翌日スモークして子どもたちと食べる。
 すると当日またまた一頭会場に持ち込まれた。これにはびっくり。
 子どもたちは雪に横たわる鹿の横で肉をたべるという状況。
 でも 猟師さんの話やいのちをいただくという話をしっかり理解してくれて
 真剣な表情でおいしそうに食べてくれたのがうれしかった。

 鹿は持ち帰って翌日一人で解体した。一人はたいへんだった。
 部位ごとに計測し、スモーク用の部位は仕込んで翌日スモーク。
 皮は今回しっかり鞣すべく本格的に調べたが むずかしいなあ。
 でもなんとか やりとげるつもり。

 そうこうするうちに2月になって昨年のリベンジ 三原高原の雪イベントとなった。
 本番直前に風邪をひいてしまう。すぐもちなおし前日は現場に宿をとって待機。
 雪たっぷりで大成功したものの終わりの会でスピーチしようとしたら
 声が出ない!!!あれれ?!
 それからだんだんと風邪が悪化してとうとう喘息もどきに!

 ううむ。こんなの初めてだがな。
 ここは きっちり体を治してから次のミッションに取りかかろう
 って きのうからもう始まってるんですけど・・

 せっかく冬らしい冬だというのに こんなことではいかんなあ。
 15日に猟期も終わって
 結局今シーズンはイノシシ一頭のみ。まあオプションで鹿2頭は
 さばく勉強ができたけど・・
 
 今シーズンは本気で仕掛けたのはたった一日だけだから 仕方ないのかも。
 
 

 
 

2008年01月18日(金)   蕨野行(わらびのこう)を見て(削除/修正)

 たまたまBSにチャンネルを合わせたら映画をやっていた。
 お、日本映画かと見てみるとなにやら雪景色と谷川の流れ、雪解けの川縁の
 フキノトウが美しい。
 農村の自給生活が繰り広げられておもわず引き込まれてしまった。
 
 江戸時代の東北の姥捨てものだった。60歳になると男女等しく家を出て「蕨野」
 という場所で共同生活をしながら死期を待つというものだ。畑作は禁止され日々の
 糧を日々の労働で得て険しい山道渓谷を往来する厳しさだ。

 古文調のセリフ語り。自然描写もはじめのうちはおおっと思ったが
 だんだん 疑問点が目立ちはじめた。
 
 1)役者の体格、肉付きがとても飢えた寒村の老人とは思えない。
 
 2)四季の描写が杜撰。 なんで彼岸花が赤々と咲いてからヒグラシが鳴く?
      そのあとにツクツクボウシが鳴いて まったくようわからん。
    夏の終わりの森の植物の葉っぱの色は あんなんではない。

 3)老婆がトチの実を 椎の実と言う。 これにはのけぞった!
    
 4)老婆が川から無造作にイワナとヤマメを掴む。 あの姿勢と流れでは無理!

 5)老人たちの家の前の平地に無数の帰化植物が・・・・

 6)雪の中、わなを仕掛けに行った男の足跡がまるで 何人もの人間が踏み込んだ道の
  ようになっていた。整然と。

  とまあ いじわるはこれぐらいにしておいて

  田植えのシーンはうっとりするほど美しかった。涙が出そうだった。
 シュレーゲルアオガエルののどかな歌声。遠くで鍬を振り上げ畑を打つ女の人の姿。

  飢えと間引き。村を維持するために身をひく老人たち。
  生きることへの執着。未練。生まれてくる子孫への思い。

  ふしぎと無宗教なのも面白かったし、ファンタジックな雪の中にはしゃぐ
  老人たちの魂も感動的だった。秀逸なシーンだ。

  実写の難しさ。この映画、祈祷や方言などにはきっちりアドバイザーが
  いたようだが
  肝心の自然描写にきちんと監修者をつけないとダメだなあと思ったよ。

  日本の原風景はそんなもんじゃないと思うよ。
  老人たちはもっと知恵があったはずだし もっと狡猾なはず。
  ワイルドでエゴイストでユーモラスでエロかったはずだぞ。