村岡町の今岡博さんの写真展を見た。
但馬を中心に兵庫、岡山、京都の方まで幅広いエリアで、風景写真を撮り続けている。
そのほんの一部を初公開。どれも1〜2度の撮影行ではものにできないものばかり。
気に入った被写体やポイントに何度でも通う強さがスゴイ。
水の流れる音が聞こえてきそうな渓流と苔むした岩、
何やら怪しい気配さえ感じる蘇武ヶ岳の樹氷、日本海と桜、
古い家屋の軒下の今はもう使われていない日常の道具、
紫色に染まる雲海、霧に煙る白樺、雪の城跡、・・・。
どれとして同じような狙いのものがなく、
個展としてたっぷり楽しめる。
今回のセレクトではあえてはずした力作もまだまだあるとか。
また、次回が楽しみだ。
村岡や美方郡は豊岡、丹後、鳥取などに比べ
なんとなく芸術とか文化とかの歩みがゆっくりなような気がする。
環境や地域性などいろいろあるだろうけど、
なかなかそういう人材が出ないというか表に出てこない。
そういう意味で今回グループ展でなく、
個展というカタチで開かれたことをものすごく素晴らしいことだと思う。
1人ひとりが自分が持っているもを磨いて、公開して、
刺激しあっていけば、田舎でも、不景気でも、なにかしら
楽しそうな、面白くなりそうな気がする。