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● 日付:2002年10月19日(土)

● 題名:うまさはあったが怖さの足りないジーコジャパン

● 本文:

ジーコジャパンのデビュー戦である対ジャマイカ戦。
確かに日本の中盤は、ひとりひとりの技術の高さを見せた。
中田は昨年より体の切れが良かったし、稲本はワールドカップ以来の
好調を維持している。稲本のボールカットは11回で、素早く攻撃に
つなげていた。小野は開始早々素晴らしいゴールを決めた。
39.1度の高熱があったとは思えないボールコントロールのうまさを
みせた。ただひとり俊輔だけが、本調子とはいえなかった。
ディフェンスに気をとられすぎ、本来のポジションではなかった。
後半に素晴らしいスルーパスを通して見せ場を作ったが、本人が感じている
通り、中盤の4人の中では一番存在感が薄かった。けれども連戦の疲れや
体調から考えると、そんなに悪くない出来とも言える。

今回一番注目していたのは、高原だ。
Jリーグでゴールを量産している高原が日本代表で
どんなプレーを見せてくれるのか。小野のゴールシーンで
素晴らしいアシストはしたものの、それ以外では全く目立たなかったし
シュートすらなかった。ジュビロでの強引とも思えるプレースタイルで
やっとフォワードらしくなってきたと楽しみにしていたのに
今回の代表では、猫の様におとなしかった。
鈴木の出来は悪くなかった。
今回の日本代表は何回か見せ場を作ったし、将来への可能性も
感じられたいい試合をやったと思うが
やはり怖さが足りない。ジャマイカの選手はボールキープでは劣るが
ゴール前での怖さはあった。ワールドカップで負けたトルコが
日本の事を「ボールキープしていても恐くない」と言っていたが
そこはまだ変わっていない。今まで日本人選手で
そういう怖さを抱かす事が出来たのは釜本ひとりだし
そんな簡単な事ではないのはよくわかっている。
U21を見ていても恐いフォワードはいないし、
ここは高原と鈴木がより大きくなるのを期待して待つしかない
かもしれない。特に高原には期待したい。

● 暗唱番号:

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