● 題名:
● 本文:ジーコジャパンのデビュー戦である対ジャマイカ戦。 確かに日本の中盤は、ひとりひとりの技術の高さを見せた。 中田は昨年より体の切れが良かったし、稲本はワールドカップ以来の 好調を維持している。稲本のボールカットは11回で、素早く攻撃に つなげていた。小野は開始早々素晴らしいゴールを決めた。 39.1度の高熱があったとは思えないボールコントロールのうまさを みせた。ただひとり俊輔だけが、本調子とはいえなかった。 ディフェンスに気をとられすぎ、本来のポジションではなかった。 後半に素晴らしいスルーパスを通して見せ場を作ったが、本人が感じている 通り、中盤の4人の中では一番存在感が薄かった。けれども連戦の疲れや 体調から考えると、そんなに悪くない出来とも言える。 今回一番注目していたのは、高原だ。 Jリーグでゴールを量産している高原が日本代表で どんなプレーを見せてくれるのか。小野のゴールシーンで 素晴らしいアシストはしたものの、それ以外では全く目立たなかったし シュートすらなかった。ジュビロでの強引とも思えるプレースタイルで やっとフォワードらしくなってきたと楽しみにしていたのに 今回の代表では、猫の様におとなしかった。 鈴木の出来は悪くなかった。 今回の日本代表は何回か見せ場を作ったし、将来への可能性も 感じられたいい試合をやったと思うが やはり怖さが足りない。ジャマイカの選手はボールキープでは劣るが ゴール前での怖さはあった。ワールドカップで負けたトルコが 日本の事を「ボールキープしていても恐くない」と言っていたが そこはまだ変わっていない。今まで日本人選手で そういう怖さを抱かす事が出来たのは釜本ひとりだし そんな簡単な事ではないのはよくわかっている。 U21を見ていても恐いフォワードはいないし、 ここは高原と鈴木がより大きくなるのを期待して待つしかない かもしれない。特に高原には期待したい。
● 暗唱番号: